大阪大学人間科学研究科

フィールドワーク関連

フィールドワーク支援基金

 大学院生が実践的研究者として育っていくためには、フィールド(現地/現場)の生の感覚を身に付けることが重要です。しかし、これまで学生にとってフィールドワークは相応の負担を覚悟して行なわなければならないものでした。そこで本研究科では、大学院生のための競争的資金を準備し、その一部を「フィールドワーク支援基金」にあてています。平成17年度は以下のようなフィールドワークを財政的に支援しました。

平成17年度 フィールドワーク支援基金 受給者
No.
専攻
氏名
課程
研究課題名
決定上限額
01 行動 大西 賢治 博士前期 勝山ニホンザル集団における母子が離れた場面での母子相互交渉に関する研究 76,000
02 行動 中原 純 博士前期 「子育てに対する親世代・祖母世代のかかわりに関する研究 180,000
03 行動 岸本 健 博士後期 幼児間コミュニケーションにおける相手の視線の誘導に関する研究 73,000
04 行動 山川 咲子 博士後期 乳幼児の発達における身体接触の機能に関する研究 48,000
05 行動 山田 一憲 博士後期 勝山ニホンザル集団における母子間の葛藤に関する行動発達研究 172,000
06 社会 久保田 裕之 博士前期 アメリカ東海岸のコーポラティブ・ハウスにおける生活調査 330,000
07 社会 佐藤 貴宣 博士後期 教師役割の獲得と遂行 150,000
08 社会 古村 学 博士後期 エコツーリズムと地域住民生活の比較社会学的研究 350,000
09 社会 堀江 有里 博士後期 〈レズビアン・アイデンティティ〉の可視性への一考察 200,000
10 人間 李 俊遠 博士前期 ベトナムの漁村の生存戦略 205,000
11 人間 伊東 未来 博士前期 フランスにおけるアフリカ系移民第2世代の研究のための予備調査 364,000
12 人間 佐保田 英作 博士前期 日本中華総商会および会員企業への調査 200,000
13 人間 椿原 敦子 博士前期 ロサンゼルスにおけるイラン人エンターテイナーとコミュニティの現在 450,000
14 人間 登 久希子 博士後期 「現代美術」と「ニューヨーク」再考 380,000
15 人間 松本 明子 博士後期 「パース記号学にもとづくフラメンコ分析」のための調査研究 450,000
16 教育 比嘉 康則 博士前期 教育運動の現在形 162,000
17 教育 梁 誠崇 博士前期 自殺遺族をめぐるサポートグループのエスノグラフィー調査〈仮〉 54,000
18 教育 浅田 昇平 博士後期 アメリカのコミュニティカレッジにおける補習教育の専門職員であるカウンセラーに関する実証的研究 250,000
19 教育 今井 貴代子 博士後期 ニューカマーの子供の教育課題に関する調査 200,000
20 教育 新矢 麻紀子 博士後期 これからの日本語教育・リテラシー教育のあり方に関する研究 412,000
21 教育 鳥越 ゆい子 博士後期 変化する学校様相の把握 54,000
22 共生 井原 真由子 博士前期 住民参加型の福祉活動の役割とその成果に関する研究 174,000
23 共生 中村 有美 博士前期 新しいコミュニティとしてのフリースクールの役割 70,000
24 共生 岡野 恭子 博士後期 中東地域における地域に根ざした国際協力分野のあり方 280,000
25 共生 岡本 千帆子 博士後期 ジョブコーチ事業にみるグループダイナミックスの「きっかけ」 120,000
26 共生 松原 崇 博士後期 大学における障害学生支援に関する研究 131,000
合計予算
5,535,000

平成18年度 フィールドワーク支援基金 受給者
No. 系別
氏 名
学年
研究課題目
決定上限額
01 行動 岸本 健 D2 幼児の仲間関係と社会的学習に関する発達心理学的研究
126,000
02 行動 山川 咲子 M2 乳幼児期における身体接触を介した相互交渉の発達
67,000
03 行動 加藤 真由子 M1 幼児の泣き行動と発生・発語に関する行動発達
53,200
04 行動 大西 賢治 M2 勝山ニホンザル集団における母子が離れた場面での母子相互交渉に関する研究
146,100
05 行動 河瀬 諭 D3 ライブ演奏場面において果たす非言語活動の役割
289,300
06 社会 伊藤 麻沙子 D1 東北・九州地方の農村地域における土地所有意識に関する調査研究
342,000
07 社会 秋山 高範 M2 防犯ボランティア活動の地域別比較研究
51,820
08 人間 大橋 美晴 D1 ボリビア教育改革における先住民教育の動向 ——国家政策としての二言語教育(PEIB)の導入をめぐって——
414,000
09 人間 椿原 敦子 D1 ロサンゼルスにおけるイラン系商店の地理的集中に関する研究
530,000
10 人間 山本 文子 M2 ナッ信仰研究の可能性 ——ある宗教的職能者コミュニティーーの事例から——
167,380
11 人間 唐澤 佑子 M2 旧社会主義諸国におけるロマ(ジプシー)およびロマ研究の現状と主流社会との関係性に関する研究
549,000
12 人間 佐保田 英作 M2 在日華僑華人の「関係」構築に関する研究 ——中国へのビジネス進出を事例として——
280,000
13 教育 梁 誠崇 D1 遺族支援をめぐるサポートグループのエスノグラフィー
251,000
14 教育 田中 るみ子 M2 虐待を経験した子どもへの包括的治療グループの開発と実施
180,000
15 教育 浅田 昇平 D3 アメリカのカフリフォルニア州のコミュニティカレッジにおける補修教育専門の職員であるカウンセラーに関する実証的研究
227,160
16 教育 川口 俊明 D2 「効果のある学校」の研究
49,000
17 教育 棚田 洋平 D1 成人マイノリティ教育に関する実践的研究 ——実践の場における教育理念と教育実践に注目して——
334,000
18 教育 比嘉 康則 M2 教育運動の運動過程に関する社会運動論的研究 ——アメラジアン・スクール・イン・オキナワを対象として——
175,160
19 共生 C・デ・ロス・レイェス D1 Maternal and Child Health Care among Indigenous People in the Philippines
280,000
20 共生 岡本 千帆子 D2 現代社会における「障害」と「仕事」
95,000
21 共生 吉岡 洋子 D3 スウェーデンの福祉分野におけるNPOの役割に関する研究 ——NPOによるサービス供給の現状分析を中心に——
180,360
合計予算
4,787,480

フィールドワーク・スーパービジョン支援基金

 大学院生が実践的研究者として育っていくためには、フィールド(現地/現場)での経験をよりよく分析し、そのフィールドで活躍する技術を身に付けていくことが重要です。しかし、それぞれの学生が個別の分野で専門家の指導、助言、講習を受けようとすれば、相応の負担を覚悟しなければなりませんでした。そこで本研究科では、大学院生のための競争的資金を準備し、その一部を「フィールドワーク・スーパービジョン支援基金」にあてています。平成17年度は以下のスーパービジョンを財政的に支援しました。

平成17年度 フィールドワーク・スーパービジョン支援基金 受給者
No.
専攻
氏名
課程
研究課題名
決定上限額
01 行動 古村 和恵 博士前期 がん患者と家族の心理的支援に関する研究 142,000
02 社会 竹田 恵子 博士前期 補助生殖技術の受診における身体観 ——「科学的身体観」と「生(なま)の身体観」に着目して—— 10,000
03 社会 佐藤 貴宣 博士後期 『障害者からみたフィールドワーク』シンポジウムの開催 224,000
共生 松原 崇 博士後期
04 教育 木村 和美 博士前期 教育の主体としての家庭・地域の形成 ——被差別部落における教育力向上のための実践を事例として—— 90,000
05 教育 高橋 暁彦 博士前期 大阪大学大学院心理教育相談室事例研究会 508,000
06 教育 金沢 晃 博士後期 在日韓国/朝鮮人に対する心理的援助の可能性と必要性 98,000
07 教育 林 幸子 博士後期 中学生の学級集団形成に関する研究 65,000
08 教育 今井 貴代子 博士後期 在日朝鮮人一・二世への聞きとり調査 ——高槻アジメ学校に通う在日女性を中心に—— 60,000
09 教育 田中 るみ子 博士前期 臨床動作法・研修参加 77,000
教育 駒ヶ峯 恵 博士前期
10 共生 高野 尚子 博士前期 阪神・淡路大震災の記憶の伝承に関する研究 65,000
11 共生 佐藤緋佐子 博士前期 福祉サービス供給主体多元化における、住民参加型サービスの意義と展望 32,000
12 共生 吉田 麻衣子 博士前期 市民活動における女性の参加とエンパワメントに関する一考察 ——NPO法人「宅老所いこいの家さんだ」の実践—— 60,000
13 共生 中村 有美 博士前期 新しいコミュニティとしてのフリースクールの役割 50,000
14 共生 山中 早苗 博士後期 質的調査の体系的かつ実践的セミナーの開催 270,000
共生 景平 義文 博士後期
共生 内山 明美 博士後期
15 共生 平間 信恵 博士後期 ラオスにおける「子ども文化」と教育支援に関する研究 ——ラオス北部・中部・南部における、子どもの生活への参与観察を通して—— 30,000
16 共生 北村 広美 博士後期 外国人医療問題に関する地域の取り組み 58,000
17 共生 岡本 千帆子 博士後期 ジョブコーチ事業に見るグループダイナミックスの「きっかけ」 46,000
合計予算
1,885,000

平成18年度 フィールドワーク・スーパービジョン支援基金 受給者
No.
系別
氏 名
学年
研究課題目
決定上限額
01 人間 山森 裕毅 D1 Antonin Artaudの生命論的読解 110,040
02 教育 辻本 耐 D1 TATを使用した事例解釈の実際 50,000
03 教育 東井 申雄 M2 心理リハビリテイション研修会沖縄えいまキャンプ 90,000
04 教育 井坂 祥子 M1 大阪大学大学院心理教育相談室事例研究会 300,000
05 教育 中田 果林    D1 心理リハビリテイションのための動作訓練法の習得とそのSV 120,000
教育 高岡 昴太 M1
06 教育 高橋 暁彦 M2 日本リハビリテーション学会認定「臨床動作法新潟キャンプ研修会」 40,000
07 教育 谷岡 明 M2 心理リハビリテイション動作法研修会 30,000
08 教育 草野 智洋 M2 社会的ひきこもり状態からの回復プロセスについての臨床心理学的研究 60,000
09 教育 辰己 綾 M2 心理リハビリテイション動作法研修会 30,000
10 教育 駒ヶ峯 恵 M2 心理リハビリテイション研修会沖縄えいまキャンプへの参加 90,000
11 教育 田中 るみ子 M2 日本リハビリテーション学会認定「臨床動作法新潟キャンプ研修会」 40,000
12 教育 高田 紗英子 M1 性的虐待を受けた子どもに対する司法面接研究 150,000
13 共生 岡本 千帆子 D2 現代社会における「障害」と「仕事」 40,000
合計予算
1,150,040
学会発表支援基金
平成18年度 学会発表支援基金 受給者
No. 系別
氏 名
学年
研究課題目
決定上限額
01 行動 古村 和恵 D1 計画的行動理論とトランスセオレティカルモデルを用いた日本人がん患者の補完代替療法受療行動に関する行動学的研究
232,760
02 行動 中原 純 D1 「向老期世代におけるシニアボランティア活動への意図の規定因の検討」 ——「Productive Aging志向性尺度作成の試み」——
30,620
03 行動 藤原 舞 M2 Audio-visual interaction in the image evaluation of the environment: an on-site investigation
119,000
04 行動 岸本 健 D2 幼児の指さし行動と養育者からの言語的応答に関する研究
107,800
05 社会 堀江 有里 D3 プロテスタント教会における<レズビアン存在> ——日本とカナダの「合同教会」における比較研究——
202,000
06 社会 岡田 トリシャ・サラザル M2 Beauty and Gender Performance as Perceived by the Non-Japanese Fans of Takarazuka Revue
192,000
07 教育 金沢 晃 D3 在日韓国/朝鮮人の子どもとの心理療法過程
158,360
08 共生 M. Sanapo-Chang D3 Attitude of Filipino Children Towers Physical Punishment
102,760
09 共生 中村 有美 D1 不登校の子どもと家族の社会的参加についての研究
238,000
10 共生 松原 崇 D2 A Study about mapping practices as a tool to re-imagine communities: A case of the workshop of "Barri-Barri Project" in university campuses.
58,000
合計予算
1,441,300